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64:嫌なヤツ

ボランティア活動を始めてからおよそ30年。いろいろな人に出会ってきた。
この中で僕の嫌いなボランティアたちを上げてみた。

「大したことないけど」と、謙遜しながらも、自分のキャリアを威張るヤツ。

「敬語じゃ堅苦しい」と、年上でも相手が障害者だと、タメ口で話すヤツ

「障害者も頑張ってる」と、差別していることにも気付かず感動しているヤツ。

「私が助けてあげよう」と、ヒーロー気取りで思い上がっているヤツ。

「愛・夢・絆・未来・希望」こんな美辞麗句に洗脳され涙しているヤツ。

「いいことしたなぁ〜」と、ゴミ拾い一つに、自己陶酔してしまうヤツ。

「今の政治が悪いから」と、これで問題すべて結論付けているヤツ。

「原発稼動は絶対反対」と、声高に怒っていても、すぐに飽きてしまうヤツ。

「あ〜忙しい、忙しい」と、止まると死んでしまうマグロみたいなヤツ。

「昔は良かったよなぁ」と、思い出に浸り、未だに浮かび上がれないヤツ。

「世の中を変えてやる」と、できもしない夢を熱弁しているヤツ。

本当に嫌なヤツばかり・・・。

あららら、全部、自分のことだった。